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全日のメンバー発表があった。
ずっと話してて、結局夕方までかかったんだから、全ての子にとって大満足とはいかない。
ホッと胸を撫で下ろす者。
ショックを受ける者。
予想外と思う者。
評価者はフラットでなければいけないが、
色んな顔が浮かび、
良かったなって思える感情もあれば、
今回は残念だったなという感情もあれば、
尻を叩きたくなり、まじやれよという感情だってある。
その他、たくさんの感情。
つまりは、誰にとっても満足する答えはない。
これが評価の鉄則みたいなもんで、
例えば、通知表だってそう。下手すりゃ親からの評価だってそう。社会に出れば、上司の評価、会社の評価。
俺らだって、
あのコーチはみたいな評価はされてるはずだし、
ただ、やれる事は、
いつでもコツコツやるべき。
結局は、そこに行き着く。
明確な事は、今いる環境の中でベストを尽くす
事で、
昨日まであった、ドキドキやワクワクの感情は、
発表によって、どこかしらに傾いた訳だから、
その傾きがしっかり真っ直ぐなるように、感情を整理して、
もう次に向かう事。
評価はつきものだが、
そこを気にしても、どうこうならない。
それは、奔放にして無視する事ではなく、自分に矢印向けて、
真面目に謙虚に素直にやる事。
向かうべき事にコミットして頑張って欲しい。
俺もこれから、
預かった子達の中で、何がベストかを考えてチーム作りをしていかないといけない。
矢印をどこにどう持っていくのかが、重要だと思うが、
とにかく今大事なものは、一体感をどう作り出すか。
いよいよ大会に向けての最終強化が始まる。
頑張ろう。
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