子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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優勝



5年連続12回目の優勝。



4月当初は、想像できなかった景色をこうして見られるのは、純粋に嬉しい事だが、

 

大きな達成感に満たされる事はなかったのが素直な気持ち。

 

やっぱり訪れるのは、歓喜よりも安堵で、

 

挨拶する子ども達の背中を見ながら、少し俯瞰した目線で、優勝の喜びを感じている。

 

想像できなかった景色と書いたが、

 

ほんと苦しい時期が長かった。

 

春先のスタートで関西に行き、今年の力ってのをはかるんだが、

 

中の中。

 

力ある相手にはしっかり負け、大きな差を感じ、かと言って、力のないチームには、負ける事まではないような

 

今年も全国

 

ってのを強気で言えるようなチームではなかったように思う。

 

夏以降もここで伸びるルーティンは、ことごとく遅れ、ほんと夏の終わりにようやくって感じになってきて、

 

俺は俺の最低限の役目を終え、せいじさんに渡してから、

 

一気に加速したかな。

 

想像できなかった景色を、もっと味わい、達成感に包まれていい優勝の瞬間だと思うが、

 

そんな感情が沸かなかったのは、

 

勝慣れ。そんな偉そうな事じゃなく、

 

見据えてる目標と、クラブが持ち合わせているマインドの変化なんだと思う。

 

昨日の優勝も、指導者人生の中で、きっと印象に残るエピソードにはならなく、

 

俺は今大会Fを担当して、2枠目を本気で狙って、逃したんで、

 

そっちの負けの方がエピソードとして残るんだろう。

 

優勝の瞬間を迎え、悔しさが込み上げるのは複雑。。。

 

素直な感情だったんで、これが今染み付いてるマインドってやつなんだろう。

 

プレーオフではサンズが勝った。

 

泣きじゃくって喜ぶ船元を見て、せいじさんに抱きつくのを見て、

 

不覚にももらい泣きし、俺も抱き合って、

 

まじ頑張ったな。良かったな。

 

ってなったが、

 

感動のシーンの後も、やっぱりプレーオフに出れなかった詳しさが込み上げてきて。

 

ぐしゃぐしゃになった泣き顔、そして髪が乱れまくってブス全開の船元だったが、

 

それが格好良く見えて

 

はいない(笑)

 

達成感は、ほんとすぐ消えて行くもんで、たぶん船元も、

 

すぐに、勝ったことより、準決で負けた悔しさが込み上げてくると思うから、

 

負けた悔しさを、

 

もうそんな思いしたくないってエネルギーにしないといけない。

 

県大会も、全国大会も優勝できるチームは1チームのみ。

 

それ以外のチームは、悔しさを味わう事になるが、

 

例えば、県大会ベスト◯◯だった。全国大会ベスト◯◯までいきました

 

が負けた悔しさを越えたら、

 

クラブとしての勝つマインドは育たないだろう。

 

全国大会まで1ヶ月。

 

負けの悔しさはエピソードとしてしっかり刻まれる。

 

今年も、日本一というドデカい目標に本気で挑戦しなければ。

 

もう勝って、安堵する事がないのは、日本一になれた時だけだと思う。

 

勝たねば!!

 

昨日もたくさんの応援ありがとうございました。

 

改めてスタートを切り直して、日本一目指して頑張ります!

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