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そろそろ解禁かなと思い、
筑波の蹴球部監督、小井土さんに、山下景司をよろしくお願いしますって電話した。
小井土さんは、1年の時の4年の先輩で、当時から可愛がってくれてた先輩。
大学入試の日。同県の先輩の家に泊まらせてもらって受験に臨んだが、
入試が終わり、その先輩と、オリベーのホリベーさんと小井土さんと飯に連れて行ってもらったのが、
最初の出会い。
そういえばって書きながら思い出した。
小井土さんは、すごく真面目な方で、
俺が電話したら、こっちから電話しないといけないと思ってたんだけど、すまんなと言ってくれ、
景司の事も、かなり気にしてくれてた。
一回、練習きた時は、まだまだだなぁと思ってだらしいが、
とにかく、あの子は点を取るだよねぇ
と。
点取る才能だけは、作りたくても作れない。
その才能は彼は持ってるんで、期待してる
と言ってくれて、
しばしの会話を楽しんだ。
蹴球部の後輩に若杉って子がいる。
大学卒業後、ロアッソに入団し、引退して肥後銀行に就職したんだが、
退職し、今年の1月くらいかな。臨採しながら教員を目指してる子がいるんだが、
その子の転職の事も知ってて、
俺はそうやって教育の世界に教え子達が行ってくれるのが嬉しいと言われてた。
昨年、youtubeの撮影を依頼した時も、色んな話を聞かせてもらったが、
人を育てる
事について、すごく教育的な観点を大事にされてる方で、
その時も、プロをたくさん輩出されてる一方で、
学生の本分とは?大学サッカー部員とは?(組織の中の自分)についての考えを聞かせてもらったのを思い出す。
社会に出る一歩手前の段階での指導者の役割ってのもすごく考えられてる方なんで、
教育に携わる人材
っには、特に思い入れがあるんだろう。
俺らサッカー指導者も、教壇には立ってないが、
子どもを育てる
という広い括りで見れば、
教育者の部類に入る。
俺らは、学び続けなければいけないんだぞって、
パソコンいじりながら、
これが俺のおすすめする本って
教えてくれたが、
こういった方に、教え子を預けれるのは、
ほんと安心するし、
景司も真面目な人間なんで、
4年後、きっと、もっと成長して巣立ってくれるのが期待できる。
俺との関係性もあるし、ソレッソの子達は有難いことに気にかけてもらってて、
これまでも何人かの子は、小井土さんからどんな選手だ?って電話がかかってきた事がある。
その時、必ず聞かれるのが、
プレーの特徴と、人間性に関わる部分。
大学はプロではないし、自分を律し、真面目で謙虚じゃないとやっていけない
って事も言われてた。
おふざけはやめなさい。堅い人間になりなさい。
そういう事ではなく、
根っこには、必ず真面目さや謙虚さがないといけないと俺も思っている。
自分と向き合える強さだったり、向上心だったり。。。
そんな事を、サッカーを通して子ども達に伝えられたらいい。
常に思う。
プロになる事が全てではない。
多くの子はプロサッカーを目指してると思うが、
それだけを目指してたら、多くは負け組になるんで、
そんなレッテルを自分に貼らないように。
サッカーを通して、
負けにならない自分になっていく事。
糸が切れた時、真面目で謙虚で、自暴自棄にならない強い人間になって欲しい。
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