昨日はスペスク。

個人戦術の整理
がメインテーマで、座学とトレーニングを組み合わせた1日がかりのスペシャルスクール。
現場のフィールドプレーヤーの指導担当が、こうへいさんで、
俺は評価シートの担当。

土俵下で取り組みを待つ幕下力士が、冨田関ではなく、
撮影担当の野村席と、SNS担当の英ノ海関。
役割分担しながら、スムーズに1日が終了。
映像分析・個人戦術ってワードが並ぶと、
戦術理論みたいな印象を持たれるかもしれないが、
そうではなく、、、
個人戦術を原則に基づいて整理していきましょう
という事。
戦術とは、こうやりたい、こうやって対応しましょうの、いわゆる型にはめ込むようなものだが、
原則から整理するとは、
こういう状況の時の振る舞いは、
こうやった方がいい。
そこを自分で判断するのが大事なんだよ
を整理していく事。
型にはまった選手を育てるのではなく、原則に基づいて主体性のあるプレーヤーに育って欲しい
が、このスクールの根本的な意図である。
なんでもそうだが、
記憶や、感覚は、時間が経てば経つほど薄れてしまうのが一般的で、
できるだけ早く落とし込む方がより効果的。
プレーして、振り返りまでの一連の作業に、時間をかけないのもこのスクールならではで、
頭の整理と、感覚の整理が1日でかなりできたと思う。
今回で3回目だが、
午前の試合と午後の試合では、明らかにプレーの質が変わる。
それは、凝縮された時間と、どうやればのコンテンツの並べ方なんだと思う。
次は、夏休み。
継続して来てくれてる子達が、明らかに変わっている印象があるし、
そんな姿を見れるのは嬉しい。
次回もお待ちしてます。
次回は、評価シートをリニューアルしようと思う。
今のシートでもコメント欄一杯に気付いた事を書いてるが、
より具体的に、言葉で伝える方が、子どもたちにとっても有益なのかなという反省があって。
攻撃において良かった部分と課題。
守備においての良かった部分と課題。
これからどんなアプローチが必要か。
評価シートを配る時に話したが、
この1日だけで劇的に上手くなる事はなく、むしろこれから先学んだ事をどう活かしていくかが大切で、
その観点で評価シートを整理すると、
やはり、言語化して、より見える化してあげた方がいい。
今回書き上げたのは、27名。
時間が足りるかどうか心配だが(笑)、
後日になっても、そういったものを渡してあげたいと思う。

色んなチームからたくさんの子達が集まってくれた。
刺激ある環境だったと思う。
次回も楽しみにしとこう。